漢方体験

2年前頃の春先から、顔と首にだけものすごい肌荒れがおき、赤く炎症していました。治りかけてくるとアトピーのように皮膚がポロポロと剥離して大変でした。

もともとがアトピー持ちなため、皮膚科でステロイドを処方してもらい、最初は夏前に治りました。また1年後の春先に出てきたときも、皮膚科のステロイドで治しましたが、ステロイドを塗らなくなると、うっすらリバウンドしてくる状態を繰り返していました。

2011年の年末から2012年のはじめにかけて、2年前の状態よりひどくなってしまい、これはもうステロイドに頼らずに治すしかないと思って、漢方を試してみようと思いました。小さい頃、アトピーだったのを漢方で治したことが頭に残っていたのかもしれません。

漢方を飲むのと同時に食生活も改善したおかげか、ゆっくりと少しづつ赤みが引いて行きました。2週間ごとに相談して、その時に最適な漢方を出してもらいました。熱をとる漢方だったり、炎症を和らげる漢方だったり、粉もあれば煮出したりする漢方もありました。顔と首の赤みがひいて、もとの状態になるまでにおおよそ3～4ヵ月ぐらいだったと思います。

普通の病院ならここで終わるのでしょうが、表面に出てくる症状はおさまっていても、体の中ではまだ根っこみたいなものが残っているとのことでした。ここから5ヵ月ぐらいは根っこをきちんと取り除いてなくすことを目的に漢方をすすめてもらいました。

今は荒れていたのがわからないくらいキレイになりました。漢方はもらっていますが、「少しづつ減らしてフェードアウトしていっても大丈夫」と言って頂けるまでになりました。

飲み始めてからほぼ10ヵ月ぐらいたち、少しづつでも前進しているのがわかるのが漢方のいいところだと思いました。西洋医学みたいに即効性はないですが、自分の体と向き合うことにもなるし、何より体の声をきちんと聞こうと思えたことがよかったと思います。

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